汗ばむような陽気から一転、今日は少し涼しくなりました。アイスランドでは火山が噴火し航空路に影響を与えましたが、同じヨーロッパのギリシャでは金融危機の影響から暴動が発生し、深刻な事態となっているようです。自然も人為もなにかへんです。日本でも政権交代を実現した首相がちょっと、いや、かなりあやゆい立場に追い込められています。言葉の重みに甚だ疑問を抱かざるを得ませんね。交代前の政権と言葉の軽さでは同じじゃありませんか。
ところで同じ言葉でも、何気ない一言で人生を救ってくれたという体験談が、YOMIURI ONLINEの質問サイト「発言小町」に多く寄せられているそうです。たとえば、
「息子の障害が判明して、どう死のうかと、毎日考えていました。子どもが何をしても障害児にしか見えなくて、辛くて辛くて。子どもの手を握り締めて、行きかう車を見つめながら、飛び込もうかと思っていた時です。通りすがりのビジネスマンが、『おっ、可愛いな!』と言ってくれたんです」
とかね。軽そうな言葉でも、その時の状況によってとても重みのある一言に聞こえることもあるんですね。そんなことを思うと、我の日常の言葉が自分の体重と正反対に思えてくるのはなぜなんだろう?
写真は前回と同じく清津峡です。こちらは見るだけで歴史の重みを感じさせられます。