風もなく時折晴れ間の見える穏やかな新年を迎えました。鳥取県では大雪で国道に100台が閉じ込められたというニュースが飛び込んでまいりましたが、三条近辺は今のところ雪による支障はまったくありません。明日の晩あたりからはわかりませんが。
今年は親鸞聖人750回忌です。大遠忌法要でお話しをせよという重い課題を与えられておりますが、自身も成長せよというご縁なのかもしれません。薄らぐ人間関係は自身を省みることのない社会状況の反映と受け止めています。「自身はこれ現に罪悪生死の凡夫」とは善導大師の金言です。その偽りのないわが身が映し出されるとき、支えられたる尊きいのちの鼓動を感ずることができるのでしょう。この一大事を顕彰する一年でありたいと思います。
写真は自室からの元旦の風景です。
この一年、当ブログをご覧いただき有難うございました。
今日は大晦日です。三条市街は雪が少しあるものの、平年の天候という感じです。梵鐘がないので除夜の鐘の心配はありません。近くにある大谷派三条別院の鐘が鳴るまで、ゆっくりと一杯飲みながら、紅白歌合戦を視聴します。ただ今年は、長男が仕事で帰らず、飼い犬もいなくなり、いつもの大晦日とは行きません。娘が家事の手伝い中に「今年はチャム(飼い犬の名前)がいないんだね」とつぶやき、涙ぐんだみたいです。諸行無常を噛みしめつつ、飲む方は例年通りにさせていただく予定です。なんじゃそりゃ。
来年もよろしく。
雪国らしくなってきました。雪道はあくまでも慎重に運転するのが鉄則です。昨日(27日)は朝から少しまとまった了の雪が降り続きましたが、車で移動中に側溝にひっくり返っていたりした車を3台見かけました。自分も雪にハンドルを取られてあわや・・・。こうなってしまうと、人間の感情と同じで制御が効かないんです。
ところで、年末になり法務関係の準備や今年中に終えなければならない事案に追われて、忘れているものがありました。年賀状です。個人的にも増えてしまったのですが前住から引き継いだものも加わり、手をつけようと気持ちを奮い立たせるのに難儀をするのです。でも始めてしまえば、そこはプリンターさまのお力添えをいただき、難なくクリアいたしました。こんなんでええんかな・・・。
今日の午後から雪が降り出しました。屋根の上が白くなった程度ですが、ホワイトクリスマスだと喜ぶ人もいるのかもしれません。カーナビまでメリークリスマスと言ってから今日の日付を流しました。筆者にとっては、寒くなって雪の心配をする以外になんの関心もありませんが。いや、そういえばケーキを食べたなあ(^^;)。
クリスマスといえば、昨日の天皇陛下の会見で、さかなクンの名を挙げられてクニマスの発見に寄与した功績が放映されました・・・何の関係もありませんが。さかなクンは魚っとしたそうですが、クニマス君たちはさぞや注目されて陽気な気分に違いありません。Merry クニマス! 西湖では、写真の犬クンと猫クンのように他のさかなたちと仲良く共存してもらいたいものです。
一昨日(17日)、日帰りで京都本山まで行ってきました。来年の大遠忌布教の打ち合わせ会でしたが、若手を起用すると聞いてはいたものの、実際に顔を合わせましたらワシが一番年かしらやおまへんか。いつのまにかという感を抱きつつも、なんか複雑な思いが湧きました。それはともかくも、大遠忌中はただでさえ地元新潟からの団体参拝で3日間空けるうえに、布教で2日間も京都に滞在します。まいったなあ。
ところで、京都へは往復とも飛行機を使いましたが、17日の朝は少し余裕を持って車で新潟空港へ向かいました。三条出発時は路面には雪がなかったものの、新潟市内に近ずくにつれてあれよあれよという間に路面の雪が多くなっていきました。高速から降りましたら、通勤時間と重なりかなりの渋滞で、一時は搭乗する飛行機に間に合わない覚悟をいたしましたが、かろうじて滑り込みました。余裕を持って出てよかった。さらに帰りは、京都から大阪空港までバスを利用しましたが、いきなり名神高速で事故発生が告げられ、またもやと気をもみましたが、第2京阪道を迂回する処置がとられ、予定よりも10分遅れくらいの到着で、こちらも事なきを得ました。本山では前日も、出席しなければならない会議がありましたが、多忙のために欠席しました。その怨念かと思うほど、スリリングな一日でした。写真は本山。
昼前に高志会合宿を終え、岩室から三条へ戻る道中は雪の中となりました。まだ水っぽい雪ですので車の通行には支障はありませんでしたが、三条に近ずくにつれて心持ち積雪が多くなっていきました。いよいよ冬の本番です。早速スノーダンプとシャベルを物置から引っ張り出しました。
高志会合宿では『散善義』(善導大師の『観経疏』)の「二河白道」が割り当て箇所となり、大ざっぱな発表しかできませんでしたが、精神的困難にぶち当たったときに逃げるのではなく、向き合う中に自ずと方向が見出されてくることを教わりました。さすれば、雪に対しても向き合いましょう・・・あら、向き合いたくない群賊悪獣がわれの中にいるような感じが・・・。写真は三条市の信濃川堤防です。
明日から一泊で恒例の高志会合宿があります。ようやくレジュメができあがりましが、なんだかんだと言いながら、結局前日に完成といういつもながらのこととあいなりました。会議会合が続き、その間に少しずつはやっていたのですが、やはり集中してやる時間がないといけませんね。集中するには昨日辺りが一番よかったんですが、写真の駅まで日帰りしてきましたのでかないませんでした。予定通りですが・・・。
駅名は東急田園都市線のたまプラーザ駅です。一昨日記しましたとおり川崎市まで行ってきたのですが、人口増加の地域にある長安寺さまの報恩講でした。楽に日帰りできる地域となりましたが、その道中の人の多さに疲れてしまいます。すっかり田舎者の弁ですやん。
一昨日にいただいた濁酒(どぶろく)が効いたのか、昨日は頭が朦朧状態で夜は久しぶりにぐっすりと眠ることができました。今日は明日の布教の準備をいささかでもする予定だったのですが、ご門徒の四十九陰(日)のお斎で思わぬお酌攻めに遇い、急きょ変更・・・準備ができなくなったということ・・・させていただきました。ここ三日間は、会合、学習会、会議と続き、頭の整理が追いつかない状態ですが、明日は某先生のようなことにならないようにと心がけます。一部のみなさんしかうけない内容ですが。
で、明日は川崎市まで行ってきます。宮前区ですから海からは離れていますが、むかし某会社で勤務していたときにわずかな間ですが仕事で回ったことのある地域です。すっかり変わってしまったことと思いますが、懐かしさも噛みしめてきたいと思います。変わったと言えば、写真はつい最近開通した信濃川に架かる橋です。隣の加茂市と新潟市南区を結ぶのですが、普段はまず利用することはないと思いきや、南区や西蒲区に行くのに意外と便利ではおまへんか。事業仕分けにならなくてよかった。
歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(33)が東京都港区の飲食店で殴られ、重傷を負った事件で、海老蔵さんが7日午後8時から、東京都内のホテルで記者会見を行い、 事件については「自分のおごりが招いたこと」と述べ「本当に申し訳ございませんでした」と数秒間に渡って頭を下げたそうです。おごりは人間誰もが縁によって持ち合わせてしまうものなのでしょう。人のおごりはよく見えるのですが、自分のおごりは見えないし自覚できません。これが問題なのですが。
写真はつい最近、自坊前の通りに建てられた標識です。由来も記されており、お寺の門から来ているそうです。なぜ地元の限られたみなさんにしか知られていなかった通りの名前を突然標識にして建てたのかはわかりませんが、大門というひびきはいいなあと思いました。でも、もしもこれが小門だったら怒るだろうなあ。これがおごりか?