好天に恵まれた昨日、婦人会総会を開催しました。６．１６といえば新潟地震が起きた日でもあります。昭和３９年ですから、もう４７年が経ちます。小学３年生だった小生ですが、そのときの記憶はしっかりとインプットされています。今日の朝刊の新潟版に、もしも東日本級の津波が起きたら、新潟市の場合にはその波が信濃川を遡上し、河口から１０㎞先にある黒埼ICに８メートルの波が約２０分で到達するという記事が載っていました。覚悟を決めないといけませんね。
写真は昨日の婦人会総会で、高橋純勝師の法話三席のあとに余興として出演していただいた、きよ里さんとさえさんです。三線の奏でるメロディーと沖縄民謡に酔いしれました。
本日は大蓮寺様の婦人会総会で布教をいたしました。なにか恒例化したような感じで、年一回のご法耕となりました。お話しの準備はいたしますが、毎年大ざっぱなことで臨んでおります反省から、今年こそは念入りに準備をさせていただこうと始めたところへ、次男坊から電話が入りました。
車がちょっとやばいことになったという内容でした。一瞬胸がざわめきましたが、溝に落ちてしまったのでどうしたらいいのかわからないというSOSでしたのでホットしました。溝に落っこちたくらいなら簡単に引っ張り上げられると思いましたが、なにやら簡単にはいきそうもない話しぶりで、写メを送るということで携帯へ送られてきました。うぬ、傾きがちょっとあるなあ。ということで、現場を聞き、２０分ほどかけて到着いたしましたところ、信濃川沿いの道路の脇に河川改修で築かれました副堤防の側溝に見事にはまっておりました。これは強引に引っ張り上げるとかなり傷をつけてしまうと思い、生涯で二度目のJAFさんへ救援コールをして引っ張り上げてもらいました。(写真）
と、ところが、次男坊の話によると、舗装道路の端に寄りすぎて少しハンドルを取られた後にアクセルとブレーキを踏み間違えたらしく、勢いよく側溝にはまり込んだようでした。引き上げられた車の左前輪は見事に真横に向き、思わずこりゃー重症やないか！と叫んでしまいました。もちろん私が。本人にケガがなく、また相手が人や車ではなく側溝だったことに安堵いたしまいた。
午後の４時過ぎから８時頃まで時間を費やし、大蓮寺様でのお話しの準備があるにもかかわらず、到着して台所で最初にとった行動は、なんと冷蔵庫からビールを取り出すことでした。おかげで準備は・・・・(T_T)。車のブレーキとアクセルを踏み間違えるのは、おじいさんおばあさんだと思っていたのに自分もそうなるんだ、と言った次男坊の言葉は救いでした。自分が見えてよかった。思わずビ－ルを飲んでしまう私、そして親ばかな私も見えましたが・・・。
左の写真に写っているのはネス湖の恐竜ではありません。ちょっとわかりにくいですが、岐阜県長良川の鵜飼いで働く鵜です。この鳥が魚を丸呑みすることから、〈人の言うことなどを、よく検討・理解せずにそのまま採り入れること。「説明を―にする」〉という説があります。わが家には鵜によく似た輩が多くて・・・。
それはさしおいて、本日午後２時に、ご門徒のおばあさんが事前にアポを取って来訪されました。それから約２時間、ほとんどしゃべり通しでした。家庭内の不和を延々と話されましたが、１時間３０分後にようやく本日の用件を聞かされました。その用件に対する結論はすぐに出ましたが、私はほとほと疲れ果ててしまいました。でも、その１時間３０分の間、おばあさんは少し耳が遠いのでアクションを交えながら、ひたすらカウンセリングに徹しました。その甲斐あってか残りの３０分の話しの中で、３０年間考え続けてわからなかったことがわかりましたと言われました。それは伜さんがなんで自分に対する感謝の念を口に出さないかという疑問でした。ご自分の一方的な見方が崩れたのでしょう。崩れてみれば、感謝されている自分が見えたんですね。
それにしても疲れた。そしてお話を鵜吞みにしなくてよかった。鵜吞みにすると、伜さんはとんでもない人間になってしまいますもんね。
昨夕に二泊三日の大遠忌団参旅行から帰りまして、その余韻に浸る間もなく本日から通常業務に復帰いたしました。昨夜は爆睡しましたので、疲れはすっかり取れた感があります。身体が若い・・・と思いたいところですが、どんなリズムにも対応できる神経が養われている・・・いや、無神経になっているのかも・・・？
ところで今回の団参は、心配された雨にほとんど遭わずに進み、５０年に一回の法要に遇うことができましたことに感謝いたします。関係者一人ひとりが、与えられましたそれぞれのポジションを全うし、大遠忌も円成されたことと思います。細かなことに目を向ければそれぞれに意見が出ましょう。自分自身も関わりました範囲を見渡せば，つい口をついて出てくるものがあります。煩悩具足の身ゆえです。そのこと一つを明かにされただけでも今回の法要の意義があったと言わざるを得ません。大事な法要が節目節目に行われる意味がやっとわかりました。
写真は今回の旅の道中を癒やしてくださいました越後交通のＡちゃんです。
明日また京都へ出発します。本山では大遠忌法要が勤まり始めまして、その一環の役目を仰せつかり行ってまいります。準備もままならないのは毎度のことながら、今回はやっぱりちょいと気が重いたい気がします。ほんまに様々な用件やら雑用が重なりまして、集中して準備をする時間が取れませんでしたが、開き直ってやれというご催促なのかも・・・。
明日も飛行機で行きます。超早割で購入しますと、これが一番割安となるんです。それでも支給される交通費はどっこいどっこい。なぜなんや。
今年の三条まつりは、何年かに一度の巡り合わせで土曜・日曜と重なりました。天候にも恵まれて大勢の人たちが繰り出したようです。お膝元に住んでいて「ようです」とは何ごとか、と思われるかもしれませんが、昨日は法事がありまして一杯いただき、帰宅後は喧騒の中に行く気力が湧きませんでしたのでおとなしくしておりました。灯台もと暗しで、「おめさんちの前のポッポ焼き屋で、１時間並んだてぇ」というお言葉にようやく人出の多さを感じた次第です。
明日はお犬さまの一周期です。明晩は某公務の会合があり・・・長をやっておりますので主催は自分ですが・・・家を空けます。今晩一日早いお勤めをしようと思っております。この節目は大事なんです。自分の心に折り合いをつけていく意味でも。
写真は昨日の早朝（６時前）に撮ったオラチの前のポッポ焼き屋さんです。これが行列のできるポッポ焼き屋さんとは知らなんだ。
東日本大震災から二ヶ月が過ぎました。自分自身の中で、未だにその現実をしっかりと受け止めているとは言い難いものがあります。それは多分に、映像や記事で知っているだけで、現場の生の状況や声を肌で感じていないからだと思います。かろうじて感じさせるのは、地元三条市に南相馬市から非難されている方々がおられるということだけです。それでも、映像や記事を通してのインパクトのある情景や声から、ものすごく感じ入るものはいただいております。
さて、京都の本山では２０日からいよいよ、親鸞聖人７５０回大遠忌がつとまり、併せて大震災追弔会もつとまります。十日後にはその追弔会を承けましてお話しをいたします。難儀ではありますがトライします。 写真は一昨日に京都本山へその打ち合わせで行った帰りに撮った大阪モノレールの車内です。飛行機を利用して新潟から日帰りで往復しましたが、両便とも修学旅行生(新潟市内の中学生)と一緒となり、離陸時と機体の揺れに対する素直な反応にほほえましい・・・・と感じ得ないおっさんの感覚にガックリくるものがありました。やかましかったー！