今月だけで｢総会｣と名のつくものが５回。すでに三つは終了し、来週に二つが予定されています。その中でも三つは重要度が高く、就中二つは深い関わりを持っておりますので、その準備を含めての会合も付随してきました。その他にもやるべき事柄が多く、頭の切り替えも限界です。これだけ続きますと、さすがにパーフェクトとはいかず、総会の一つはやむなく欠席しました。
総会屋なる言葉がありますが、正しくは「少数株をもって株主総会に出席し、ゆすりなどを行う者」と広辞苑に出ています。株主総会とはまったく無縁ですが、様々な総会に顔を出す様は別の意味で総会屋と呼べるかもしれません。それにしても早く終了して欲しい！
写真は忙しい合間を縫い、教区の総会の前にお犬さまの狂犬病予防注射に連れて行った際に撮りました。こちらのカリカリした感情をお犬さまがかぎ取ったせいかどうわかりませんが、いつになくお犬さまは興奮し、特製のゲージに挟み付けての注射となりました。あんな優れものがあるとは知らなんだ。
関東地方のような雪は降らなかったものの、昨日は寒い一日でした。今朝はお天道様も顔を出してくださり、平年並みくらいにはなったと思われます。この低温と雨の日が続く日照不足により、農作物に影響が出ています。新潟県地方はこれから田植えに向けての作業が本格化するのですが、少なからず悪影響が出ています。こればっかしゃ(こればかりは)人間のはからい通りにはいかんぜよ。
それでも桜の花は健気にも咲いてきまして、私たち人間の目を楽しませてくれています。別に人間を楽しませようなんて気はないのでしょうが、その姿には感服いたします。写真は近くの八幡宮の桜です。今朝の犬の散歩時に撮りました。
新潟教区主催の声明講習会に参加してきました。先月と合わせて２回目でしたが、なんでこの時期に立て続けに開催されたかというと、５月１８日に勤められます新潟教区お待ち受け大会に備えてという意味合いがあったからです。でも、それだけではなくて、日頃の声明をチェックすることが大切な目的だったと思います。講師の先生が仰るとおり、気づかないところでおろそかになっているところが多々あるもんだと感じました。自分ではまともにやっているつもりなんですが・・・。声明にせよ、法話にせよ、他人様の評価（査定)はきびしいものがあります。そのきびしい声が本人に届いていないことが問題なのかもしれません。
先日、親戚筋のお通夜に普通の喪服姿で参列したことを記しましたが、ご導師さまは三条市外の浄土真宗の方でしたが、その声明たるや天然エコーがかかったような音色に加えて音程が安定せず、いささか聞き苦しさを感じました。ご当院さまと二人で勤められていましたが、ご当院は自分の音程と基本に忠実な声明で安定していました。それでなおさらご住職の声明が際立って聞こえたのかも知れません。そしてご法話はよどみなくお話しされましたが、何か一方的で心に響くものが感じられませんでした。
と、こんな感じで、いやもっと辛らつな批評がなされているんだろうなあ。声明講習を受けて、ふと感じたことを記しました。他人様への批評はきびしく、自分にはとても甘い査定・・・。それが自分だとは思いにくいことぜよ。
写真は本日の会場元のお稚児さまです。父親似にているなあ。
明日は公務の会計監査。会計担当という肩書きを付けられて４年、実務を担当して２年が過ぎました。明日の監査をもって次の方へ引き継ぎます。Oh, my goodness.（やれやれ）です。歴とした本職があり、その本職で多忙を極めることが多い昨今ですので、それを理由にお金を預かる任から解いてもらいたいと申し出たことが功を奏し、めでたく卒業と相成りました。ここのところ監査や引継ぎのための最後の内職に追われまして、ご無沙汰してしまいました。
しかし、今年度から２年間は、別の任をまかされ・・・押しつけられ・・・ましたので、なんとも釈然としない気分ではありますが、ともあれ、銭勘定や銀行通い、はたまた帳簿類の作成といった内職からは解放されますので晴れ晴れとした気分も存在します。この内職が意外とボディーブローのように本職やその他の仕事を圧迫しておりましたもんで。でも、もともとは雑ぱくな自分が几帳面なことをすること自体に無理があったんだと・・・いや、単に雑ぱくだっただけぜよ。まっこと。
いやはや、会計を担当して見えてきたことは自分の雑ぱくさだったとは情けねえなあ。写真は長らく会計の帳簿類に占領されていた本棚です。時計が隠れていたとは知らなんだ。さっそく電池を入れ替えて使うことにします。
昨日の朝、親戚の住職が亡くなったという知らせが入りました。自分と同じ立場の人でまだ５０代でした。癌に冒されていまたので覚悟はできていましたが、昨年の８月に病院へお見舞いに行き、勇気づけるべきこちらがあべこべに勇気づけられたことを思い出します。その会話が私にとっての最後でしたが、明日個人的にお参りに行ってきます。
さて、慌ただしかった３月も終わりとなります。四国差向という大仕事を終えましたので少しホッとした感もありますが、間髪を入れず次の懸案が待っております。今日は法務のすくない日でしたので、気分転換に妙高まで行ってきました。１メートル以上はあると思われる残雪に仰天しましたが、三条でも昨日の朝は車の上に数㎝の雪が積もり、この時期としては記録的な降雪となりましたがすぐに消えました。。山の方では雪が消えるのはまだ先のようです。スキー場も営業をしておりまして、雪質を問わなければまだ当分楽しめそうでした。
写真は２７日に撮影しました徳島県吉野川市の桜です。この日、地元の川島高校が２１世紀枠で甲子園に登場して惜しくも敗れましたが、優勝候補の一角と互角に戦い十分に華を咲かせたと思います。
昨日の夜11時に無事三条へ帰ってきました。徳島空港を飛び立ったのが午後6時45分ですから4時間15分で三条に着いたことになります。その間の羽田から東京駅までは、都会人に習っての走行でしたが・・・。
２２日の夕方に徳島入りしましたが、その翌日からは三日連続の雨で、なおかつ低気温が続きましてまるで新潟にいるような錯覚を覚えました。その後は晴れたものの気温は相変わらず低めで、それでも桜（ソメイヨシノ）は開花しました。そして新潟に戻って迎えられたのはなんと雪！この時期に雪が降るなんてちょっと異変ですね。四国も寒かったわけだ。
何はともあれ、無事戻れて幸いです。今日は通常の法務をこなした後に四国差向の残務整理と公務の会計処理をしていつの間にか夜になってしまいました。早くも新潟モードに戻っている自分にいささかびっくりです。
写真は徳島土産です。ウェルかめの終演とともに徳島の差向も終わりました。
黄砂が降り注ぎ、時折雨も混じったせいか車は汚れまくりました。明日県内を離れますので洗車をする時間はありません。タイヤも替えなくてはならないのですが、すべては次週に戻ったときとなりそうです。
写真は本堂裏に残っている屋根から落下した雪です。新潟へ戻ったときにはなくなっていると思われますが、この雪のおかげで冬の間のトレーニング(除雪）には事欠きませんでした。なんだか寂しくなるなあ。
では行ってまいります。
いつの間にかもう3月の18日。日常に追われて差向布教の準備もままならぬまま、今年もまた出発いたします。ウェルカメと歓迎されるかどうかはわかりませんが、徳島県へ行ってきます。昨日は同じ法中の前々坊守さまが百三才で往生の素懐を遂げられまして、通夜葬儀の日程がお彼岸と連休を迎えることもあり23,24日となりました。あいにくウェルカメの故郷行きと重なってしまいますので、本日お参りにうかがわせていただきました。化粧を施されていたとはいえ、実に綺麗な表情にびっくりいたしました。丁重に事情を話し、通夜葬儀には前住からお参りしてもらいます。それにしても、先のことは思うとおりにはいかんぜよ！あっ、これはお隣の高知県の話し方ですね。龍馬さんが発していますのでついつい使ってしまいますが、万障繰り合わせ3月22日に新潟を発つ予定です。
写真は本日の何の変哲もない三条市内の風景ですが、写真の先のほうに交通事故処理のパトカーが止まっており、ちょうど赤信号で先頭に止まりましたので落ち着いて撮ることができました。車の運転は思い通りにいたしますと、パトカーのお世話になる確率が高くなります。ルールをまもらないかんぜよ。あまり大きな声では言えないんですが・・・。
３月は卒業式のシーズンです。卒業式で歌われる曲といえば、昔は｢仰げば尊し｣だったようです。筆者も昔の人間になりつつありますが、この曲を卒業式で歌った記憶はありません。いや、歌ったのかも知れませんが、記憶に残っていないと言ったほうが正確かも。ともかくも何かを歌ったんでしょうが、まったく残っていないということですね。
３月９日のNHKクローズアップ現代で、今の卒業式ソング事情を取り上げていました。３月９日にやったというのがみそなのですが、今年の卒業式ソングの第１位は・・・おじさんたちわかるかな？ レミオロメンの歌う｢３月９日｣なんだそうです。｢新たな世界の入り口に立ち 気づいたことは一人じゃないってこと｣というフレーズが出てきます。きびしい就職事情から先生をはじめ周りの人たちのバックアップでようやく就職が決まった高校生が取材されていましたが、この曲の意味がやっとわかりましたという言葉が印象的でした。
さて筆者もこの３月で卒業です。何を血迷ったのかと思われるでしょうが、先日ちょっとふれた公務の会計からの卒業です。卒業式はありませんが、４月に監査がありますので、そこでめでたくfinishとなります。また別の入学が待ってますが。とにかく、足かせが取れてちょっと足の運びが良くなるように思えて喜んでおります。
写真は１２日にありました春期布教です。工学部（京大）出身の布教使さんのお話は視点が違って何か新鮮でした。そして本日、聞法会で講師の花井先生のお話の中で、仏法には入学はあっても卒業はないとうかがいました。すぐに自分中心のわが身に無自覚になる筆者には応えました。
新聞トップ記事(毎日)に「トキ襲われ９羽死ぬ」（佐渡トキ保護センターで施設内に侵入した野生動物に襲われたらしい）と載った本日（書きかけでお誘い電話が入り、正確には昨日）は、筆者の生誕日でもあります。アオヤマさんとフジさんから心温まるメールを頂戴しました。アオヤマさんは相変わらず洋服の販売に熱心でいらっしゃるようですし、フジさんとこはなにやら社長交代劇でばたばたしているようです。
根性の悪さは相変わらずですが、右肩の痛み（俗に五十肩？）以外は健康な身体を維持できていますことに感謝いたします。あずかり知らぬところの多くの恵に支えられていることを実感させられます。写真は今月の２日に自宅玄関に観賞用として置かれたと思っていた（門徒さん寄贈）ふきのとうですが、その後半分が襲われてなくなっていました。襲ったのは野生動物ではなく人間で、そのお裾分けは私の胃袋の中に入ったようです。