トキめき新潟国体も残すところあと一日となりました。競技は県内各所で行われていますので、よほどの時間を取れる立場でないとすべてを見ることはできません。でも、45年ぶりの新潟開催ですし、この次の開催時にはまずこの世にいないと思うと、せっかくの地元開催だから何か一つくらいは観戦しなければとかき立てられました。
そこで手っ取り早く、自坊から自転車で5分のところにある馬術競技を昨日と本日、ともに午後から見に行ってきました。馬術の馬の字も知らない者が見るのですから当然その目は肥えていませんが、一口に馬術といっても競技種目は結構あるもんだと驚きました。そして、そのルールにも馬術ならではの特異なルールがあり、まさに人馬一体の競技なんだと教えられました。
たまたま観戦したのは成年女子の標準障害飛越(ひえつと読むみたいです)競技でしたが、要するに決められたコースにあるポール(障害物)を飛び越えながら、なおかつ設定タイム以内にゴールするというものです。ポールが落ちたり、設定タイムよりオーバーすれば減点されていきます。その減点の対象の一つが、タイトルの「反抗」と言われるものです。お馬さんが言うことを聞かずに飛び越えるのを拒否したりするんです。2回で失権だそうです。これが意外と多くあるんです。調教の度合いをこういうところで見るみたいです。
ところで、昨日はお仕事で一杯飲まされたあとに必死で自転車をこいで駆けつけたのですが、早速写真を撮ろうとデジカメのスイッチを押しても音沙汰がありません。それもそのはず、バッテリーが入っていませんでした(T_T)。自分で取りに戻ろうかとも思いましたが、携帯でかみさんに電話を入れて持ってきてもらいました。反抗されなくてよかった! 日頃の調教の成果が・・・なんてことはありません。反抗は自分の専売特許みたいなもの。馬術ならとっくに失権しています。