昨夜、京都から帰ってきました。大遠忌法要で二日間法話を担当しましたがその内容はさしおきまして、期間中に感じましたのは、老若男女を問わず佛光寺派の総力を挙げて営んでいる法要なんだという思いが湧いたことでした。特に若い人たちが生き生きと動く姿にこちらも身を動かされるようでした。中でもとりわけ感銘を受けましたのは法要そのものです。ご老体に鞭打ってお勤めされる御門主様の姿に頭が下がりました。人間が人間と自覚できる南無阿弥陀仏の教えを自分も及ばずながらお話しさせていただき、法要の歯車の一つとして関わらせていただいたことは、とても光栄なことなんだと思えました。自分の役目が終わったからかもしれませんが・・・。
本日はその法要団体参拝で新潟の第一陣が出発しました。明後日はわれわれ第二陣の出発となります。自分の上では大遠忌法要はすでに終わったような錯覚を覚えるのですが、今度は別の神経を使わせていただくこととなります。これがやっかいなんや。本山でのおつとめ出勤以外は、ほぼ添乗員並の役目を負うからです。疲れが取れないまま、明後日の朝6時に今月3回目の京都へ旅立ちます。
写真は21日の京都佛光寺大遠忌の様子です。