3日の甥の結婚式に続いて京都に2日間行ってきましたので、3日連続で法務から遠ざかりました。これは快挙?と言ってもいいかも。でも、そのモードから日常に戻るのに時間はかかりませんでした。有難い?ことです。
表題の「われもひとも」とは、『歎異抄』後序の「われもひともよしあしということのみもうしあえり」からいただきました。数年ぶりに本山の茶所布教を聴聞いたしましたが、よく存じ上げている人が当番で、いきなり個性集団が予告なしに拝聴したもんで、その狼狽が伝わってまいりました。がしかしそこは徒者ではありませんの できっちりと内容を外さずにお話ししてくださいました。その時に印象に残った言葉が「われもひとも」でございました。とかく「ひともひとも」と他人ばかりに目が向きます我れらでありますが、「われも」と自分に眼が転ぜられる教えに遇った親鸞さんのお言葉に妙に引っかかりを覚えた次第です。
写真は今回、京都で開催した無明の会で幹事をしてくださった方の自家用車です。なんちゅう乱雑さか。そしてなんちゅうええかげんさか。難中之難これに過ぎたるはなしです。でも、新潟に戻りまして、自分の仕事部屋をのぞいた途端に、あの方のトランクルームに優とも劣らぬ乱雑さが重なってしまいました。われもひとも・・・ほんまでんなあ。