平成16年の7.13水害による五十嵐川の河川大改修により、三条市内の南北に架かる4つの橋が架け替えられました。その最後に残った嵐川橋が一昨日開通しました。ほんとうは昨年の11月に開通予定だったのですが、施工ミスにより4ヶ月の遅れとなりました。施工ミスとは簡単にいうと、アーチ型の設計が台形に施工されてしまったというものでした。素人の私が脇の仮橋通行中にちらっと見た上ではなにも問題はないように思いましたが、車が通行する上でバウンドしてしまう恐れが指摘されたみたいです。すったもんだの上で全面やり直しという案も出たようでしたが、強度に問題がないということで、台形上の平らな部分に計量コンクリートを盛ってアーチ状にし、めでたく開通にこぎ着けました。ミスはつきものですが、これはちょっと重大でありました。仮橋があったから大きなクレームがつかなかったものの、もしも仮橋がなかったら・・・?
写真は一昨日、嵐川橋仮橋最後の日の渡り納めです。左側に見えるのが開通を控えた新橋です。開通式のセレモニーの準備がなされてました。で、当方、どういうわけかまだ新しい橋は渡っていません。橋が高くなった分、歩行者や自転車通行には難所となりそうです。二ついいことないですね。