全国初の裁判員裁判が三日目を迎えました。昨日初めて、一人の裁判員が質問をしたと報じられましたが、今日は六名全員が質問をしたそうです。初めての裁判員ということに加えて、場の雰囲気にも飲まれたことでしょうから、最初は質問どころではなかったのでは、と容易に想像できます。戸惑うことの多い中で、裁判というものを身近に感じさせ、司法の専門家のみなさんとは違う視点を提供したことは画期的だと言っていいのではにかと思います。しかし、最後に難しい裁きをしなければなりません。検察側、弁護側双方の調書と証言を聴いた右ヱでの公平を求められるわけですが、最後は自分の主観に立たざるを得ません。仏教はその主観が問われてきます。裁判所にはない視点です。
その主観を問われることがないのなら、写真の大花火はなんとも論評できます。長岡花火のスーパーフェニックスですが・・・CATVの画面をパクリました・・・、テレビ画面とは言え、このフェニックス花火と天地人花火だけで、優に三条花火の一日分が上がったような錯覚を覚えました。負けた。これが主観です。主観とは、勝つか負けるか、善か悪か、優劣、是非etc・・・。どうみても私に裁く資格は見あたらないなあ。と言いつつ、毎日裁いているんですが・・・。