立場上しかたなく?という面もありますが、一昨日、昨日と県外のある矯正施設へ視察研修ということで行ってきました。たったの2日間、いやいや、貴重な2日間の法務を休ませてもらいましての旅でしたが、ひとつだけ強く印象に残ったことがあります。正面出口の近くにある、広く円形にかたどった敷地の中央から外れたところに一本の木が植えられていました。これには意味があるということで、普通なら中心に一本あるいは、まん中を挟んで二本を対に植えられます。なんで中心を外して一本植えられたかと申しますと、いつも自分がまん中という自分中心の考えを諭すためだそうです。なるほど、とうなりました。ここに阿弥陀さまは登場しませんが、その中心に阿弥陀さまがいるところにジコ虫の我が教えられてきます。そこまでの配慮はないでしょうが。 とにかくも、ここは現在全国で4カ所しかない官民共同の施設だそうでして、民間のノウハウがいくつもあるところでした。写真は市役所前を出発するところです。