じめじめとした梅雨が明けたもようと発表されてからは暑い日が続いております。さすがに35度以上の猛暑日とはなっておりませんが、その一歩手前でして、感覚的には十分に猛暑です。
タイトルの「あっちぇのー」は新潟のこの辺でしか通用しない言葉だと思います。標準語で言い表せば「とても暑いですね」と、ややスマート表現になるかと思います。でも、あっちぇのーという表現には、単なる暑さだけを伝えようということの他に、言うに言えない感情が込められています。その感情とは、先日あるおじいさんの発した「あっちょて死にそうらいや!」(死にそうなくらい、とてもとても暑くて耐えられない)に端的にあらわされています。標準語では伝わりませんね。
聖典に載っている経典や昔の論文は、ほぼその当時の表現そのままですが、これを現代の標準の言葉に置き換えますとその背後に隠された意味合いが伝わりにくくなりますね。原典にあたるという意味がなんとなく判りました。あっちょなったおかげです。