3月は卒業式のシーズンです。卒業式で歌われる曲といえば、昔は「仰げば尊し」だったようです。筆者も昔の人間になりつつありますが、この曲を卒業式で歌った記憶はありません。いや、歌ったのかも知れませんが、記憶に残っていないと言ったほうが正確かも。ともかくも何かを歌ったんでしょうが、まったく残っていないということですね。
3月9日のNHKクローズアップ現代で、今の卒業式ソング事情を取り上げていました。3月9日にやったというのがみそなのですが、今年の卒業式ソングの第1位は・・・おじさんたちわかるかな? レミオロメンの歌う「3月9日」なんだそうです。「新たな世界の入り口に立ち 気づいたことは一人じゃないってこと」というフレーズが出てきます。きびしい就職事情から先生をはじめ周りの人たちのバックアップでようやく就職が決まった高校生が取材されていましたが、この曲の意味がやっとわかりましたという言葉が印象的でした。
さて筆者もこの3月で卒業です。何を血迷ったのかと思われるでしょうが、先日ちょっとふれた公務の会計からの卒業です。卒業式はありませんが、4月に監査がありますので、そこでめでたくfinishとなります。また別の入学が待ってますが。とにかく、足かせが取れてちょっと足の運びが良くなるように思えて喜んでおります。
写真は12日にありました春期布教です。工学部(京大)出身の布教使さんのお話は視点が違って何か新鮮でした。そして本日、聞法会で講師の花井先生のお話の中で、仏法には入学はあっても卒業はないとうかがいました。すぐに自分中心のわが身に無自覚になる筆者には応えました。